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副鼻腔炎(蓄のう症)は鼻の周りにある副鼻腔という空洞に感染を起こして膿がたまった状態で、風邪ひきや虫歯などが原因となります。粘性の鼻汁や鼻閉、頬部(ほっぺた)痛、嗅覚障害などの症状を起こします。診断は鼻内の観察を行い、必要に応じてレントゲンや内視鏡で副鼻腔の状態を確認します。軽度のものは内服薬にて治癒しますが、重度のものや鼻茸(ポリープ)ができていると手術加療が必要となります。
鼻の正常の機能として異物などが入ると鼻汁やくしゃみで外に追い出す働きがあります。アレルギー性鼻炎ではハウスダスト(ほこり)や花粉などに対してその働きが過剰に出ている状態です。診断には鼻汁の中にアレルギーを示す好酸球を確認することや血液検査にてアレルギーの原因を調べます。治療としてはまずは原因物質の除去としてマスクや家の掃除など、内服治療としては抗ヒスタミン薬や抗アレルギー薬の内服、手術的治療としては当院ではレーザー治療を行っています。また、根本的治療としては減感作療法という治療法もあります。
鼻出血(鼻血)のほとんどは鼻中隔(鼻の真ん中のしきい)の手前の部分にあるキーゼルバッハ部と呼ばれる毛細血管の集まった部分を鼻さわりや鼻かみ等の刺激することによって起こします。そのため通常は鼻の小鼻の部分を両側からつまみ、下を向くと数分で止まります。頻繁な出血で生活に支障があれば、電気凝固、レーザー蒸散などを行います。
また、まれに鼻・副鼻腔の腫瘍、上咽頭腫瘍からの出血の場合もあり、反復する場合は鼻内ファイバーやレントゲンで腫瘍性病変がないことを確認する必要があります。